2010/11/01

Tsukimono - 『Field hollers 2000 - 2010』 [IAT.MP3.015]

 
 Tsukimono - 『Field hollers 2000 - 2010』 [IAT.MP3.015]


- Tracklist -
 01. Black on grey
 02. Bit my leg off
 03. Gloomy Sunday
 04. Sung about, gone
 05. Great blood
 06. When I vibrate it hard
 07. When my heart's not in it
 08. Wallstreet28
 09. Gets famous
 10. Weak ends, weekends
 11. Ending received

 Listen :
  ≫ Bit my leg off
  ≫ Weak ends, weekends

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Release Page Download Free!

Release Date : 2010.09.02
Label : It's a Trap!

Keywords : Acoustic, Ambient, Experimental, Guitar, Instrumental.

 - Time Canvas
 - Tsukimono on MySpace

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 スカンジナヴィアのミュージック・ジャーナル、It's a Trap!より。スウェーデンのJohan Gustavsson Wintherのソロ・プロジェクトであるTsukimonoの作品がリリースされています。彼のblogあるいはMySpaceをみると分かりますが、彼はTsukimonoとして、これまでに非常に多くの作品をリリースしてきています。そんなTsukimonoの、この10年間の歩みを凝縮したコンパイル盤が、ここにある『Field hollers 2000 - 2010』。

 どの曲がいつ何に収録されていたのかはリリースページに情報がありますので、そちらを参照してください。MySpaceなんか見ると"Death Metal"なんて言葉もあるので、身構えてしまいましたが、少なくとも表面的にはDeath Metalの要素はかぎとれません。あえて言うなら、Death Metalというよりは、その延長線上にも位置づけ可能なDoomのエッセンスがあるようにも思えますが、それもさほど強烈なものではなく。今作に関する限り、このTsukimonoのサウンドとして聴こえてくるのは、アコースティックな楽器―ピアノやギターが主体のInstruemntalと、それらについてのポスト・プロダクションによって生み出される、ちょうど"Electroacoustic"というべきもの。しかしそこにあるのは華麗な流れや、爽快感のあるミュージックではなく、鬱屈した感情、内向的なムード、空気のピンと張り詰めた空間。スロウで静謐なサウンドからくる重いイメージの裏にかくれている衝動―たとえばM-9の最後に遠くで垣間聴こえる、エレキギターとシャウトのような、そういった部分が、私にDoomに通じるものを感じさせたのかもしれません。そういった意味でもヘヴィーな作品だと思います。そもそもTsukimono(憑き物?)という名前の響き自体、日本語を知った者には、どこか暗い印象がありますね。

 前半はギター、後半はピアノが中心の曲が選らばれているように思います。緊張感に身をゆだねながら、電子的な味付けをされた、Acousticな楽器の音の鳴り、あるいは響きを追いかけるもよし。音から立ち上がってくる孤独の空間に浸るのもよし。気に入った方は、これまでの彼の作品を追いかけるもよし。

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(CC) by - nc - sa 3.0

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