2010/11/01

Cosmic Sound - 『VHS Vision』

 
 Cosmic Sound - 『VHS Vision』


- Tracklist -
 01. Backyard Woods
 02. Purple Melody
 03. Little Flower
 04. Radical Eye
 05. Night Owl
 06. Bear Auras
 07. Wind Shine
 08. R.I.P. Robin The Cat
 09. Weird Trees

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Release Date : 2010.05
Label : Not On Label

Keywords : Electronica, Hip-Hop, Pop, Sample-Based, Synthesizer.

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 アメリカ合衆国のStephen Farrisのソロ・プロジェクト、Cosmic Soundの作品がフリーで公開されています。SoundCloudでも複数の曲を公開していますし、このすぐ後にも『Alphabet Soup EP』という3曲入りの作品を、Stephen Farris名義で、やはりフリーで公開しています。私はそちらから先に聴いたわけですが、こちらの方が曲数も多いし、聴き応えがあったので、あえてこちらを紹介。

 サンプリング重視のHip-Hop、というかHip-Hop自体がサンプリングで成り立ってきたわけですが、その中でもやはり作られる音には、いくつかのスタイル(ジャンル、呼称ともいえるかもしれない)のようなものがあると思います。Stephen Farrisの作るサウンドも、おそらくはサンプリングした音(その出所は確かではないけれど)を編集・加工、そこにさらに、自身の手による音をプラスしていくことによって作られていると思うのですが、まことにレトロスペクティヴな質感が特徴的。ビッグな鳴りの、ノスタルジックなシンセサイザーが持つ、シンセ感丸出しのスタイル。切り貼りの顕著な、アナログなループ感のリズム。さらにはビデオクリップも、下に示すような、VHSを編集したと思しき回顧的なスタイル(使われている映像も決して新しくないと思う)。しかしながら、うまく言えませんが、決して過去への憧憬からそのスタイルを模倣しているだけでなく(おそらく彼はまだ若い)、80'sと言ってもいいと思うんですが、ある種Psychedelicなテイストも持つドラマチックな飾りつけを上手く利用して、モダンなPop musicを作っている、そんなイメージです―実際のそのテクニカルな部分や、音の作り方の時代性については言及できないけれど。

 "Purple Melody"のこのシンセのミニマルなメロディと、その音色のもたらす脱力感、裏で飛び交うヴォーカルライン、その絡みがすごく気持ちよくてフェイバリットなトラックです。続くM-3もBleepyなシンセと脱力ヴォーカルのPopソングでこれもいい。"Night Owl"のラジオのジングルみたいなイントロが、ミッドナイトに高速走ってるとき(私は運転できませんが)に交通情報流れてきたときを想起させ、まさにNightな感覚が心をくすぐったり。挿入されてくるヴォーカルもいちいちウィスパー気味。レトロスペクティヴ。けれどいい。私自身、Hip-Hopはほとんど聴かないんですけどね、こういうHip-HopテイストのElectronic musicはたまにすごく食指を動かされる。気になった人は『Alphabet Soup EP』もチェックです。アルバムも控えているとかいないとか。


 - Related Release :
  ≫ 『Alphabet Soup EP』


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Cosmic Sound - Bear Auras


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 source of information is vinyl meltdown. thanks.

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